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やっと腑に落ちた鍼とツボ
自分のよりどころとなる鍼法を求めてさまようこと10年。古武術から生まれたとされる「活法」をベースに考え出された「整動鍼」は、活法の特徴を十二分に受け継ぎ、症状によっては活法を凌駕する鍼法だと個人的には思っています。

鍼灸師になってから、どの流派の鍼を自分のベースにするか迷い続け、暗中模索し続けてようやくたどり着いた整動鍼。その素晴らしさをすべて言葉にすることは、私にはちょっと難しいですが、簡単な例を一つ上げておきます。

*膝の痛み(変形性膝関節症など)
重要なツボは、患部から離れた腰殿部にあります。ほかのツボも組み合わせて使うことが多いのですが、症状によっては、このツボだけでも大幅に症状が軽減してしまいます。そして、「なぜ膝の痛みに腰殿部のツボなのか」という事や、正確なツボの取り方もセミナーできっちりと教わることが出来ます。痛みがある膝やその周辺に鍼をして、赤外線で温めて、といろいろやっていた数年前よりも、今では短時間ではるかに高い施術効果を上げることが出来るになりました。

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整動鍼に出会って、「鍼というものはこのように効くのだ」「ツボとはこういうものだったのか」という事が、ようやく自分なりに分かってきました。

正確な取穴と刺鍼
しかし、一度セミナーに参加したからと言って、一朝一夕に効果的な施術を行うことが出来るわけではありません。特に整動鍼では、ミリ単位の正確な取穴(ツボ取り)と刺鍼技術が要求されます。これを習得するには、ひたすら反復練習していくしか道はないと思っているのですが、一人ではなかなか厳しいものがあります。

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幸いなことに、私の周りには志を同じくする仲間がいました。その仲間たちと月1回の勉強会を始め、悩みをぶつけあいながら今でも続くその会はもう40回を超えました。おかげさまで、少しずつですが私の取穴と刺鍼の技術も進化していると思います。


見える景色が変わった
鍼灸師になって10年ほどの間、私は出口の見えない長い暗黒のトンネルの中を、手探りで歩いていたようなものでした。長く苦しい時間でした。

「鍼は本当に効くのか」

「ツボってなんだろう、どこにあるんだろう」

「どの鍼の流派が一番自分に合っているんだろう」

「鍼灸で食っていけるのか」

いつもそんなことばかり考えていました。


自分が「この道でやっていこう」と決めた整動鍼。今も新しいツボや連動(体の動きのつながり)が発見されたりして、日々の進化が止まりません。ツボとは何か、ツボに鍼をすると体はどんな変化をするのかを解き明かそうとする研究も、病院や医師と協力して進められています。私もそれを追いかけて、仲間たちと勉強を続けています。

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この先、自分に、整動鍼に、鍼灸界に、どのような未来が待っているのか。
それを自分の目で見てみたいので、この道を歩み続けていこうと思います。

道すがら見るであろう新しい風景は、またこのブログでお伝え出来れば、と思っています。


(終わり)





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