不便なのにストレスが少ない理由①
遅い夏休みはちょっと不便な生活を楽しむキャンプ。
夜テントの中で寝袋にもぐりこみ、徐々に強くなる風の音を聞きながら考えました。

自宅で生活している時よりもはるかに不便なのに、どうしてストレスを感じることが少ないのだろう。

答えは「不便である」ことの中にありました。

その一つは携帯電話やパソコン、テレビがないことです。
これらがないことで、余分な情報がまったく入ってこない。

例えばテレビ。私はあまりテレビを見るほうではありません。
ニュースと天気予報、ちょっと気になるドキュメンタリーなどは見ますが、
一日の平均視聴時間は1時間に満たないでしょう。

携帯電話はいまだに「ガラケー」です。
往診中に治療室から転送されてきた予約等の電話を受けたり、
たまにメールのやり取りをするくらいしか使いません。

あとはSNS関連でしょうか。
facebookもTwitterも使ってはいますが、ガラケーなので頻繁に利用することはありません。
利用はもっぱら自宅のパソコンからなので、タイムライン上の盛り上がりを
人より遅れて眺めている状態です。

それでも…。

やはりテレビをつければ、つい余分な番組まで見てしまうことがあります。
携帯にメールが届くと少しうれしかったりもします(もちろんうれしくないものもありますが)。

パソコンに向かえば、自分のSNSのページを巡回し、ふと目についたどうでもいいような
情報を追っかけてネットサーフィンの海で長時間さまよってしまうこともあります。

私のようにIT化が遅れている(?)人間でも情報の海に溺れかかってしまうことがあります。
これは私にとって、結構なストレスとなっていることに気づきました。

情報化社会は確かに便利ですが、膨大な情報と向き合うすべを身につけておかないと
苦しくなってしまうこともあるようです。

不便なのにストレスが少ない理由②
今回のキャンプは10月というオフシーズンを選んだので、キャンプ場はガラガラでした。
私たちの近くには、ハーレーに乗ってやってきた同年代のソロキャンパーのみ。

テントを張ったり、夕食をとっている時も私たち二人が話す以外には人の声が聞こえません。
夜、幼い家人が寝てしまうと、聞こえるのは時折テントをゆらす風の音だけです。

あたり前ですが、人の声が聞こえないということは人がいないという事です。
普段家族がいる生活に慣れ切ってしまっていると、人がいないという事は不便でもあります。

しかし。
なぜか解放された気分になっています。
ストレスが少ないもう一つの理由は、キャンプ場に来てから人とほとんど接していない事でした。

私は鍼灸師という仕事柄、人に会わないと食べていけません。
念のために言っておくと、私は鍼灸師という仕事と人と話をすることの両方が大好きで、
これは転職する前の営業マン時代から変わっていないと思います。

それでも新しい家族が出来て、仕事場が自宅を兼ねるようになることで、
人との接触が密になりすぎて、知らないうちに負担となっていたのでしょう。

もしかすると、自宅に残った大きい(?)家人も同じことを感じていたかもしれません。

「自分にとってのストレスの原因は情報化社会と人か…。」
そんなことを考えながら、森の中で眠りにつきました。

(つづく)

湘南台の鍼灸マッサージ 治療室そら





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