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ひょうそのツボはどこだ?
2012年最後の営業日に来院した患者さんの青紫色に腫れ上がった親指。
痛みはかなり強い、とのことです。
診察の結果、ひょうそのようなので、お灸をすえてみることにしました。

記憶をたぐっていくと、たしかツボは爪の上だったかと…。
(患者さんの指は写真に撮れなかったので私の手です)
足心道柴田家庭健康術のつぼ。

合わせて「合谷」(ごうこく)というツボを使うことにしました。
合谷。

合谷に限らず、手や足の先のほうにあるツボにお灸をすえると
かなりきつく熱さを感じます。
そのことを患者さんに伝えると、「良くなるなら我慢する」と
おっしゃるので挑戦してみることにしました。

熱くなければ熱くなるまで
さて、施灸開始です。まずは爪の上に恐る恐る1壮、半米粒大ですえてみます。

私:「いかがですか?」
患者さん:「全然熱くないです。何も感じませんよ。」

どうやらツボは間違っていないようです。

お灸で病気が治る経験された方はわかると思いますが、
適切なツボにお灸をすえると全く熱さを感じないことがあります。
皮膚はしっかり(?)やけどしているにも関わらず、です。

そのような場合は、
「熱くなるまですえるのだ」
と昭和の名灸師、深谷伊三郎先生は言っています。

本来なら灸をすえられて熱いはずですが、それが熱くないということは
体が何かしらの変調をきたしている、という事のようです。
そしてそのような反応が出ているところが「ツボ」だ、と。

深谷先生の教えに従い、どんどんお灸をすえていきます。
20壮ほどすえた時でしょうか。
「あ、熱いっ!」
と患者さんがのけぞりました。
ようやく熱が透ったようです(たくさん灸をすえて初めて熱さを感じた時「熱が透った(とおった)」と
言います)。

さらに合谷に7壮。ここは比較的早く熱さを感じることが出来ました。

施灸の直後、「まだ痛みはあるけど、指が曲がるようになった」と
おっしゃっていました。

ここからが勝負です。
1壮すえるだけで「熱いっ!」となるまですえ続けなければなりません。

が、治療室そらは明日から年末年始の休暇に入ってしまいます。
さあ、どうする…?

(つづく)









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