今年も鈴虫をいただきました
「去年飼っていた鈴虫が卵を産んで、それが少しかえったからお子さんにもっていかない?」

と、昨年鈴虫を分けてくれた患者さんが今年も声をかけてくださったので、ありがたく頂戴することに。

体長5mmほどの小さな鈴虫を15匹ほど頂き、帰宅して自宅前で飼育ケースに移していると、
たまたまご近所の小学生がお使いで我が家にやってきました。

「それ、なに?」
「鈴虫の赤ちゃん。飼ってみる?」
「うん、ほしい!」

ということで、半分ほど進呈です。
飼育ケースが大きくないので、これでちょうどよい数になりました。
鈴虫 小けーす


追加でいただきました
2週間ほどして、鈴虫をくださった患者さん宅に往診にいきました。
少しおしゃべりをしながら鍼を打っていると、どこからか鈴虫の鳴き声が聞こえてきます。

「もう鳴き始めたのですね~。うちのはまだ成虫になってないですよ。早いですね。」
「そうなのよ。早いのはもう鳴き始めたんだけど、それがまた大変なことになっちゃって…」

治療終了後、患者さんが持ってきた飼育ケースの中には、ざっと見た限りでも
100匹以上の小さい鈴虫が動き回っています。

「どうしたものかしらね~。誰か好きな人が大事に育ててくれるといいのだけれど…。」

この展開は、もらわないわけにはいきません。確か飼育ケースは余分があったはず…。

「あ、あの、少しで良ければ頂きたいです。少し、ですけど…。」
「あらそう?よかったわ~!」

そんなわけで、追加で20匹(少し?)ほど頂いて帰りました。


多いのと少ないのはどちらが良いか
昨年いただいたのは5~6匹ほどだったでしょうか。
時折美しい声で「リーン、リーン」と鳴くのを聞き、虫の音が身近に楽しめるなんて
風情があるなあ、と思っていました。
鈴虫 オス


7月半ばをすぎると、我が家の鈴虫たちも続々と成虫になり、きれいな鳴き声が聞こえ始めました。
鳴いているのが一匹、二匹、三匹…、と増え始め次第ににぎやかに・・・。

鈴虫 大ケース


というより、少々うるさいくらいになってきました。2つのケースを合わせて25匹くらいいるでしょうか。
どうやら鈴虫も多ければ良い、というものではないようです。

鍼灸で使うツボの数も同じことが言えそうです。

免許を取りたての頃は、臨床で使うツボの数が今よりかなり多めでした。
例えば腰痛の治療では10穴(10けつ、と読みます。ツボの数は1けつ、2けつと数えます)くらいの
ツボに鍼をしていました。

この方法でもそれなりに治療効果はあがっていたのですが、ちょっとしっくりきません。
なぜなら、多くのツボを使った相乗効果も考えられますが、反対にあるツボの効果を相殺してしまっている
可能性も否定できないからです。

昭和の鍼灸師で「名人」と呼ばれた人たちの中には、技術が上がれば上がるほど
使うツボの数が少なくなり、治療時間も短くなり、かつ治療効果も高くなった、
と言っている人がいました。

これは私が考える鍼灸の一つの理想形です。

少ない手技やツボの数で、確かな治療効果を出す。
ありそうでなかなかない技術を探していた私はあるブログを見たことがきっかけで、
活法という古武術整体に出会います。→鍼灸師のツボ日記

(続きます)
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