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 (前回の続きです)

 「河口湖恐るるに足らず」と、大晦日の河口湖畔にキャンプをはった私と友人Yでしたが、夜が更けるにつれて猛烈に寒くなってきました。

 「こんなこともあろうかと・・・」とYが車の中からバーベキュー用の木炭とコンロを出してきました。
おお、助かりました。これでだいぶ暖かくなりそうです。

 熾き火(おきび→真っ赤になった炭火)の暖かさは格別です。さらに二人で杯をかさねながら、社会から隔絶された地で男二人の会話ははずみます。しばらくして、ふと気がつきました。

 向かい合って座っている友人Yとの距離が近くなっているような・・・。少し酔った、でしょうか。

 いや、周囲を闇につつまれながら、確実に二人の距離は縮まっています。これは一体・・・?

 
 あまりにも寒いので、二人とも知らず知らずのうちに、炭火をたいているコンロに目一杯接近していたのでした。(翌日はいていたスニーカーのつま先がこげているのに気がつきました)

 こうなったら体の中から暖めるしかありません。酒を呑むのみです、ひたすら。しかし呑めども呑めども酔いがまわってきません。

 寒冷地の民族は酒が強い、といわれるのはこういうことかと納得しました。ほとんど下戸のYまでが、ワインのボトルを1本あけていますが、顔色ひとつ変えていません。

 さらに二人で飲み続けること数時間、ようやく酔いがまわったころ、ちょっとだけ神秘的な光景を見ることに・・・。

(さらに続きます)


 

 

 
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