サンタさん
いつの頃からか、「クリスマスイヴ」だからと言って浮かれることがなくなり、
10代、20代の頃のように、心ときめかしたり一人切なくなることもなくなりました。

なぜなら、ここ数年は「サンタさんを待つ人」から家人が寝静まった真夜中に
そっとプレゼントを届ける「サンタさん」へと立場が変わったからです。

そんな自称サンタには、誰もプレゼントを届けてくれません…。
昨年はたまたまクリスマスイヴが治療室そらの定休日と重なったので、
旧友とプレゼントを探しに早朝の海に出かけることにしました。


日の出を眺めながら
当日は午前4:10に起床し、4:30に旧友に車で迎えに来てもらいました。
暗い夜道を走ること数十分、目的地の海岸に到着です。

海岸を10分ほど歩き、狙っていた場所に入ります。
狙うプレゼントは、高級魚のヒラメとマゴチ。

美味しい刺身をたらふく食べれることを夢見て、粛々と竿を振ります。
しかしどちらも高級魚と言われるだけあって、そう簡単には釣れません。

この海岸に来たのは2014年では5回目ですが、食べれる魚は一度も釣れず、
この日が2014年最後のチャレンジでした。

西湘の夜明け

暗いうちからせっせと竿を振り続けること1時間半あまり。
魚の気配が感じられず、だんだんやる気がなくなってきます…。

だれた気分でリールを巻いていたその時!
「ゴゴンッ!」という強いアタリがきました。

まさか来るとは思っていなかったので、おたおたしていたら旧友が魚を浜辺に
引きづり上げてくれました。

マゴチ58cm

マゴチです。見た目はこんな感じですが、大変美味な魚です。
サンタさんからの粋なプレゼントでした。

良い記憶を脳に刻みつける
今回は昨年の出来事を書いてみました。
自分にとっての良い記憶をしつこく反芻しています。

なぜなら・・・、

今年は釣りであまり良い思いをしていないからです…。
負の記憶が染み付いてしまわないよう、ちょっとあがいています。

これは体の痛みなどでも言えることらしく、
昨年私が鎖骨を骨折して手術を受けた後も麻酔科のDr.に、
痛みを我慢しないで、少しでも痛くなったらすぐ鎮痛剤を使用するように
言われました。

「痛み」の記憶が脳に刻み込まれてしまわないための処置なのではないか、
と考えています。「痛み」がある時は、我慢してその状態を長期間放置せずに
早期に適切な処置を受けるようにしましょう。

2015年も残り少なくなってきました。

「釣れない」という痛み記憶を何とか今年中に払拭したいものです…。










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久しぶりに家に帰ると
久しぶりのキャンプの朝、6時過ぎに自然に目が覚めました。
目覚ましに起こされない目覚めは何とも気持ちの良いものです。

台風が接近していたので、夜半は激しい風の音に何度も目が覚めましたが
どうにか雨には降られず、一晩持ちこたえることが出来ました。

ハチミツをたっぷり落とした甘い紅茶で簡単な朝食をとり、
早々にテントを撤収します。帰りがけに村営の温泉に入り、
さっぱりしたところで帰路につきます。

途中宮ケ瀬ダムの観光放流を見たり、思いつきで寄り道をして
帰宅したのが夕方5時ごろ。

留守番をしていた家人が出迎えてくれました。

「ん?」

何となく妙な感じです。たった1泊2日家を離れていただけなのに
家人と顔を合わせるのが新鮮な気分です。
小さい家人もいつもとは違うはしゃぎっぷりで家人にまとわりついています。

短い時間でしたが、街を離れ森の中で一晩過ごしたことで
気づかないうちに心身がリフレッシュされていたようです。

1泊2日でこの効果なら
キャンプ生活そのものも楽しいのですが、森の中で過ごす時間には
思わぬリフレッシュ効果があることを今回発見しました。


情熱を持って取り組んでいたはずの仕事がなぜかつまらなくなってきた…。

人には言えないような甘い言葉でプロポーズして一緒になった彼(彼女)なのに、
最近どうも一緒にいると鬱陶しい…。

(↑私の話ではありませんよ。念のため(笑))


そんな時は思い切って一人でどこかに消えてしまいましょう。
出来るだけ人に会わない、どこかへ。
道志のキャンプ場②

少しはリフレッシュできる、かもしれませんよ。

私は絶大な効果を感じました。日々の暮らしが息苦しく感じてきたら、
迷わずまた森の中に入ろうと思っています。


それにしても、1泊2日家を空けることで新鮮に見えた家人。
1週間とか、月単位で離れていたらどんなに華麗な人になってしまうのでしょうか。

おわり

湘南台の鍼灸マッサージ 治療室そら





不便なのにストレスが少ない理由①
遅い夏休みはちょっと不便な生活を楽しむキャンプ。
夜テントの中で寝袋にもぐりこみ、徐々に強くなる風の音を聞きながら考えました。

自宅で生活している時よりもはるかに不便なのに、どうしてストレスを感じることが少ないのだろう。

答えは「不便である」ことの中にありました。

その一つは携帯電話やパソコン、テレビがないことです。
これらがないことで、余分な情報がまったく入ってこない。

例えばテレビ。私はあまりテレビを見るほうではありません。
ニュースと天気予報、ちょっと気になるドキュメンタリーなどは見ますが、
一日の平均視聴時間は1時間に満たないでしょう。

携帯電話はいまだに「ガラケー」です。
往診中に治療室から転送されてきた予約等の電話を受けたり、
たまにメールのやり取りをするくらいしか使いません。

あとはSNS関連でしょうか。
facebookもTwitterも使ってはいますが、ガラケーなので頻繁に利用することはありません。
利用はもっぱら自宅のパソコンからなので、タイムライン上の盛り上がりを
人より遅れて眺めている状態です。

それでも…。

やはりテレビをつければ、つい余分な番組まで見てしまうことがあります。
携帯にメールが届くと少しうれしかったりもします(もちろんうれしくないものもありますが)。

パソコンに向かえば、自分のSNSのページを巡回し、ふと目についたどうでもいいような
情報を追っかけてネットサーフィンの海で長時間さまよってしまうこともあります。

私のようにIT化が遅れている(?)人間でも情報の海に溺れかかってしまうことがあります。
これは私にとって、結構なストレスとなっていることに気づきました。

情報化社会は確かに便利ですが、膨大な情報と向き合うすべを身につけておかないと
苦しくなってしまうこともあるようです。

不便なのにストレスが少ない理由②
今回のキャンプは10月というオフシーズンを選んだので、キャンプ場はガラガラでした。
私たちの近くには、ハーレーに乗ってやってきた同年代のソロキャンパーのみ。

テントを張ったり、夕食をとっている時も私たち二人が話す以外には人の声が聞こえません。
夜、幼い家人が寝てしまうと、聞こえるのは時折テントをゆらす風の音だけです。

あたり前ですが、人の声が聞こえないということは人がいないという事です。
普段家族がいる生活に慣れ切ってしまっていると、人がいないという事は不便でもあります。

しかし。
なぜか解放された気分になっています。
ストレスが少ないもう一つの理由は、キャンプ場に来てから人とほとんど接していない事でした。

私は鍼灸師という仕事柄、人に会わないと食べていけません。
念のために言っておくと、私は鍼灸師という仕事と人と話をすることの両方が大好きで、
これは転職する前の営業マン時代から変わっていないと思います。

それでも新しい家族が出来て、仕事場が自宅を兼ねるようになることで、
人との接触が密になりすぎて、知らないうちに負担となっていたのでしょう。

もしかすると、自宅に残った大きい(?)家人も同じことを感じていたかもしれません。

「自分にとってのストレスの原因は情報化社会と人か…。」
そんなことを考えながら、森の中で眠りにつきました。

(つづく)

湘南台の鍼灸マッサージ 治療室そら





水は重いのだ
自ら作業を所望した幼い家人は、足取りも軽く一人で歩きだしました。

数分後、ランタンをポンピングしていたら、遠くから応援を求める家人の声が。
行ってみると、家人は水道の前で顔を真っ赤にして途方に暮れていました。

からのポリタンクを持って勇躍水汲みに行ったのは良かったのですが、
タンクのサイズは14リットルです。

家人は立ち位置を変え、持ち方を変え、何とか持ち上げようとしたようですが
満タンになったポリタンクは自分の体重と大して変わらない重さです。
それを運ぼうというのは無理というものでしょう。

二人で一緒にテントわきまで水を運びました。
この水で明日の朝まで調理・洗面・手洗いなどのすべてをまかないます。

家や職場で、蛇口をひねればいつでもきれいな水が出てくることの
ありがたさを再認識しました。

家事は大変!?
キャンプの楽しみの一つと言えば、バーベキューです。
が、今回はレトルト食品を中心にシンプルな夕食にしました。

家にいるときは座っていれば暖かい食事を作って出してくれる
大きい(?)家人が今日はいません。
レトルト食品を温めるお湯もガスストーブで沸かさなければいけません。

当然のことながらテーブルの設置から調理、後片付けまですべて自分たちの仕事です。
焚き火をぼんやりと眺めながら、毎日当たり前のように家事をこなしてくれている
大きい家人に心の中でそっと頭を下げました。


薄暗いテントの中で
夕食をすませた頃にはあたりはすっかり闇に包まれていました。
台風の接近で、風が少し強くなってきています。

念のため、風で飛ばされそうなものはすべて車の中にしまい、
20時前にはテントの中で寝袋にもぐりこみました。

テレビもなく、携帯も電源を切り、聞こえるのは風の音だけ。
もう今日の作業はすべて終わり、やるべきことは何もありません。

ただ、時間だけはたっぷりあります。

慣れない作業をいろいろとしたので、少し疲れを感じました。
普段はあまりない、充実感を感じるような心地よい疲労感です。

ふと、「ストレスの少ない一日だったな」と思いました。

ん?ストレス?

仕事柄、お会いする方々から
「ちょっと最近ストレスが多くて…」
という言葉をよく聞きますが、ストレスの原因はいったいなんなんだろう?

心地よさそうに寝息をたてている幼い家人の隣で
そんなことを考え始めました。

つづく

湘南台の鍼灸・マッサージ 治療室そら











遅い夏休みは森の中で
10/8~9の二日間、治療室そらは遅い夏休みをとってキャンプに行ってきました。
行先は山梨県道志村。今回は初めてのキャンプに行く幼い家人と二人だったので、
負担の少ない近場にしました。

季節外れのキャンプ場に向かったのには理由があります。
それは日常の便利で満たされた生活から離れたかったからです。
満たされている、ということは鬱陶しいことも多いということですね。

森の中に入ってしまえば、テレビなし、パソコンなし、携帯もつながるか怪しい、
電気なし、ガスなし、風呂なし、食事を作ってくれる人もなし…。
不便ではありますが、わずらわしいことも少ないのです。

そんな不便を楽しむには森の中のキャンプ場は良い場所です。
(個人的にはもう少し不便なほうが好きなのですが)

台風前の富士山
台風の前、山中湖から見た富士山

仕事なら、あるぞ
当日は渋滞を避けるため、自宅を少し遅めに出発。厚木方面から宮が瀬ダム経由で
道志みちに出ます。あとは二十代のころ散々走り回ったワインディングを淡々と走ります。

以前は車だとすれ違いが困難だった狭い道が多かったように記憶していますが、
あちこち整備されて以前に比べると随分走りやすくなっていました。

目的のキャンプ場に到着後、幕営場所を決め昼食をとり、時間がたっぷりあったので
山中湖までドライブです。久しぶりに手漕ぎボートに乗りたかったのですが、
台風に備えてみな陸揚げされていて残念ながら乗ることは出来ませんでした。

山中湖で少し遊んだあと、まだ日が高いうちにキャンプ場に戻り、
一晩を過ごすためのもろもろの準備開始です。

まずは寝るところ。二人用の小さなテントを小さい家人と張ります。
これは出発数日前に治療室そらの近所にある広場で予行演習をしておいたので
すぐに張ることが出来ました。

寝る場所を作ったら、次に食事の用意です。テーブルと椅子を組み立て、
焚き火台を出し、調理用のガスストーブ(コンロ?)と明かりとなるランタンも
準備します。

久しぶりの作業にワクワクしながら手を動かしていると、
小さい人も何か仕事をしたそうに私のまわりをウロチョロしています。

「おい、仕事ならあるぞ」
「うん」
「何がいい?」
「これ!」

という事で、家人の望む仕事を一つまかせました。

たのんだぞ~!
道志のキャンプ場

つづく

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