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2012.09.16 初めてのツボ
子供は「ツボ」が好き?

8月のある日、患者さんが「夏休みなので子供も一緒でいいですか?」
と小学生のお子さんを二人連れて来院しました。
子供達にも鍼灸に親しんでもらいたい、と考えている私は大歓迎です。

私が鍼を打ったり、灸をすえたりするたびに

「そこってツボ~?」
「痛い~?」
「熱い~?」

とにぎやかでしたが、そのうち兄弟でお互いの体を指で押し合いながら

「ツボ押し~!!」
「こっちもツボ押し~!」
と格闘状態になりました。

私はそれを見ながら、自分の小学生時代を思い出していました。


肩こりの時は…

「ツボ」という言葉を覚えたのは、小学5年生の頃でしょうか。当時大人気だった

「北斗の拳」

というマンガの影響が大きかったような気がします。

小学生なりの認識としては「ツボ」とは

「急所」で、使いようによっては「病気も治せる!」という
不思議なモノ(場所?)、というところでした。

小学生の私が初めて知ったツボは

「肩こりに効く」

という、手のツボでした。

当時クラス1成績が良く、スポーツも何でもござれのY君が、どこで聞いてきたのか
「ここが固い人は肩がこってるんだぜ。」
と教えてくれたのです。

合谷

「合谷(ごうこく)」

というツボでした。

「合谷」は、人差し指から腕、肩から首を通って顔面に通じている

「手の陽明大腸経」

という経絡(東洋医学で気などが流れるとされる経路)のツボなので
肩こりの時に反応が出る、という事は大いにありえます。

さすがはY君。
(今はどこで何をしているんだろう。私はツボの専門家になったよ)
「合谷」は臨床でよく使われる有名なツボなのです。


身近な「ツボ」

思い出してみれば、将来鍼灸師になるとはつゆほども考えてなかった
小学生の私にも、「ツボ」は意外と身近に存在していたのでした。

「合谷」というツボの名前こそ知りませんでしたが、
「肩こりにはここだ」
ということはしっかり頭に刻み込まれていたのです。

そんなことを書いていたら、小学校時代に多用していた(?)ツボをいくつか思い出してきました。

次回はそれらのツボについて。