趣味はサーフィン!?
ご覧になった方もいると思いますが、治療室そらのホームページに私のプロフィールが載っています。
「趣味」の一つに→「サーフィン(休眠中)」とあります。湘南台で開業してから一度も海に入っていないので、
長い休眠です。

おまけに、実は超初心者です。自転車に例えると補助輪つきで何とか乗れる、といったレベルです。
ただ、海の近くに住んでいたころは、波に乗れなくても夜明けや夕暮れの海に入っているのは
とても気持ちがよく大好きでした。

いつかまた波乗りを再開したい。そんな思いもあり、「趣味」→「サーフィン」なのです。

レジェンドサーファー、ご来院!
昨年のことです。
秋も終わりに近づき、「ああ、今年も結局波乗りには行かないまま終わりそうだな…」と思いながら
日々を過ごしていました。

そんなある日、新患さんが入りました。
いつも通り医療面接をしていると、

んん?この人はもしや…?

との思いが。

私が持っているロングボードは、10年ほど前にある方から譲っていただいたものなのですが、
その方のご家族からこのボードをシェイプした方や、その兄弟がいかにすごいサーファーなのか、
よくお話を聞いていました。いわゆる「レジェンド」と言われる人たちです。

確認させていただくと、やはり私のロングボードをシェイプ(*1)した

TRUE SURFBOARDS の平野太郎さんでした!
平野太郎さん-1


「ホームページを見たら、趣味サーフィンと書いてあったので…」
と平野さんに言われ、

「いや、あの、趣味というほどのものではなく、何というか、サーフィンは好きなのですが、
やっと板の上に立って、かろうじて横に進むという感じで、で、で、ででも海は好きなんです。」

と、しどろもどろのよくわからない返事をしてしまいました。

そんなど素人の私に平野さんは治療の合間にサーフボードの作り方など、
サーフィンに関わる様々なことを優しく教えてくれました。

(*1)シェイプ…サーフボードを作る工程で最も重要な作業。
サーフボード制作の工程に興味がある方はこちらをご参照ください→日本のサーフボードはこうしてできあがります

この夏は波乗り復活!?
鍼灸師として働いていると、様々な職業の方と出会います。
今の仕事に就く前に、機械メーカーの営業マンとして働いていた私は
基本的に人と会うことが大好きです。どんな人にもその人ならではの物語があり、
私の知らなかった世界を知ることが出来るからです。

多くの人と出会う中で、業界を問わず、「一流」と言われる人にも会ってきました。
個人的な印象ですが、その人たちには共通する雰囲気があります。
平野さんからも同じ空気を感じました。

謙虚であり、物腰が柔らかく、穏やか。
それでいて、何とも言えない気の大きさを感じさせます。
あの迫力は何と表現していいのか。決して威圧的ではないのですが、圧倒される空気をまとっているのです。その道を追求し続け、極めた人たちだけが持っているものだと思います。

そんなレジェンドに、不躾ながらしばらく使っていないロングボードをチェックして頂きました。
結果、「これはオークションでいうと極上ですよ。」とのお墨付きをいただきました。

とてもうれしいことに、一緒に記念撮影までしていただきました!
ありがとうございました!
平野太郎さん-2

平野さんからいろいろとサーフィンや海にまつわる話を聞き、
久しぶりにサーフボードをさわったら、なんだか波乗りに行きたくなってきました。

今年こそはちょこっとだけサーフィンを再開してみようと思います。

平野太郎さんのお店はこちらです→ TRUE SURFBOARDS
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アスリートの強い味方『鍼舎(はりしゃ)』
定休日の4/29(水)に茨城県つくば市にある鍼灸治療院『鍼舎(はりしゃ)』の見学に行ってきました。

鍼舎看板

ここの渡邉院長は鍼灸学校の同級生です。ともに学生生活を送った3年間は、
一緒にバカをやったり真剣に将来について語り合ったり、密度の濃い良い時間を過ごしました。

鍼舎渡邉院長
(渡邉院長。センスの良い看板は院長の作品です。)

鍼灸学校卒業後、渡邉院長は実業団の強豪バスケットボールチームや
ラグビー日本代表チームなどのトレーナーとしてトップアスリートを支え続けてきました。
(詳しく知りたい方は【鍼舎のホームページ】をご覧ください)

当日『鍼舎』は診療日で、あまり長い時間はお邪魔できなかったのですが、
治療に対する姿勢や考え方、治療院の内装・備品など今後の治療室運営に参考になる
たくさんの事を学ばせていただきました。

渡邉院長と

筑波実験植物園
『鍼舎』を辞去したあと、少し時間があったので偶然通りかかった植物園に立ち寄りました。
IMG_2783.jpg

広い敷地をてくてく歩き、
筑波実験植物園1

花や草木に囲まれリラックス。

筑波実験植物園2

筑波実験植物園3

小川も流れていて、

筑波実験植物園4

そらも綺麗でした。

筑波実験植物園5

つくばの空

つくばはとても良いところで、次回はもう少し時間をとって街中をゆっくり探索してみたいと思いました。
渡邉院長、また遊びに勉強しに行きますので、その時はよろしくお願いします。









研修後半
東方鍼灸院での研修も後半に入ると、少しずつ吉川先生の治療を自分なりに頭の中で整理しながら見学できるようになり、初日のように頭の中が「???」となることも減ってきました。

治療の中心となるのは「刺さない鍼」ですが、それ以外にも吉川先生は患者さん一人一人に合わせて様々な治療法を組み合わせて使います。
例えばローラー鍼、温灸(棒灸)、刺絡(しらく)、耳鍼などなど。

            ローラー鍼
                ローラー鍼
                

            棒灸
                温灸(棒灸)

特にローラー鍼は時に目を見張るような効果があり、コツさえつかめば誰でも簡単に使えるので東方鍼灸院で購入していく患者さんもいました(温灸やローラー鍼を院内で販売しています)。

後半になって気がついたのは、東方鍼灸院には実に様々な症状を抱えた患者さんが来院しているという事です。鍼灸院というと一般的には肩こりや腰痛の治療が中心、と考える方が多いと思います。しかし、東方鍼灸院には網膜色素変性症などの眼科疾患や多発性硬化症などの神経系の疾患など、あらゆる疾患の患者さんが来ています。

改めて鍼灸の持つ可能性について考えさせられました。

         高木先生の色紙
             院内に飾られている高木健太郎先生の色紙。


いつの日か再び北の大地へ
今回の研修では、臨床でずっと気になっていた「切経と取穴の方法」と「開穴に鍼をしても効果があまり見られない時の対処の仕方」を学ぶことが出来ました。

特に切経の感覚やツボの位置をミリ単位で動かしただけで効果に大きな違いがあることを、吉川先生に直接治療をしてもらうことで身を持って体験できた事は大きな収穫となりました。

今後、治療室そらでは少しずつ陰陽太極鍼を臨床に取り入れていく予定です。東方鍼灸院で学んできたことを多くの患者さんのために役立てたいと思います。

     吉川先生と
     吉川先生・スタッフの先生方と

4日間という短期間の研修で、私が学ぶことが出来たのは陰陽太極鍼のわずかな部分だけです。
まだまだ分からないことや知りたいことが沢山あるので、そう遠くない将来再び北の大地に勉強しに行きたいと思います。










研修開始
7/27(水)の午後から東方鍼灸院での研修が始まりました。
研修は吉川先生の治療を見学させていただくことが中心です。昼休みなど患者さんがいない時間には、吉川先生の治療を受けたり、反対に実習生が先生を治療して触診方法などを指導してもらうこともあります。

東方鍼灸院 院内
清潔な院内。治療中は8台のベッドがフル稼働します。


4日間で2回だけ
陰陽太極鍼は「刺さない鍼」です。
患者さんの皮膚表面を丁寧に調べ(「切経 せっけい」と言います)、今日・今・この時に一番開いているツボを選択して、そこに「王不留行 おうふるぎょう」という植物の種や、皮内鍼という小さな鍼を貼ります。

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漢方薬でもある王不留行。耳鍼にもよく使われています。


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皮内鍼。本来は皮下に浅く刺す鍼ですが、東方鍼灸院では刺さずに皮膚表面にテープで貼るだけです。

以前は吉川先生も刺す鍼をしていたそうですが、今ではほとんど刺すことはないようです。
4日間の研修中に何十人もの患者さんの治療を見ましたが、鍼を刺したのはスタッフの先生が担当していた患者さん二人だけでした。


前半終了

研修の前半は吉川先生の治療を見学し、メモをとるだけで精一杯でした。
先生がツボに鍼をひとつ貼っただけで患者さんが「ああ、楽になりました!」という光景を何度も目の当たりにしました。勉強不足の私には「??? 何でそうなるの?」という不思議なことの連続でした。
宿泊先のホテルに帰り、自分でとったメモと頂いた大量の資料を見ながら毎晩復習!です。

わずか4日間ですが、一つでも多くのことを学んで帰ろう!と気持ちも新たに研修後半に向かいます。

帯広の夜
帯広の夜。ネオンの誘惑には負けず…。

 
                    130725_1959~01
                    毎晩これでガマン!(せめてもの北海道産鮭…涙)
 










北の大地へ
私が「陰陽太極鍼」という刺さない鍼を知ったのは、2008年のことでした。ある鍼灸専門誌の対談記事にそのちょっと不思議な鍼のことが載っていたのです。

見よう見まねでこの方法を臨床で試してみたところ、患者さんも治療している私も驚くような劇的な効果があることが分かりました。興味を持った私は関連する論文や雑誌の記事、DVDなどを手に入れ、少しずつ臨床に応用し始めました。しかし、治療効果はあるのですが長続きしない、それどころか全然効かないこともたびたびあり、すぐに独学の限界を感じました。

より実践的な勉強の必要性を痛感した私は、ひそかに北海道での研修を計画。この夏やっと念願かなって北海道帯広市の『東方鍼灸院』で4日間の短期研修を受けてきました。


東方鍼灸院 外観



研修初日、挨拶をしようと受付に行くと…
お知らせ
「患者の皆様へ」というお知らせにバッチリ名前が書かれていて、ちょっと緊張しました。


刺さない鍼
(はり)として有名な「陰陽太極鍼」は東方鍼灸院の院長である吉川正子先生が考案されました。吉川先生は研修生の受け入れなど後進の育成にも尽力されており、私が伺った7/24(水)~7/27(土)以外も全国から沢山の研修生が勉強に来ていたようです。


いよいよ北の大地で4日間の研修が始まります。